2012-01-24から1日間の記事一覧

ギルバート・ライルによる『存在と時間』書評

自分がコレ読んだのはけっこう前ですけど、大陸系と分析系といいますか、日常言語学派の哲学者が現象学的伝統に言及しているのは割とレアかなと思い、紹介してみます。ライル先生、このとき28歳ですけど、現象学のほうの事情もかなりお詳しいです。つーわけ…

アレックス・ローゼンバーグ『科学哲学 なぜ科学が哲学の問題になるのか』

著者のローゼンバーグは1946年生まれ、これまでにラカトシュ賞*1とファイ・ベータ・カッパ協会の教授賞*2をゲットしており、社会学の哲学から生物学の哲学まで関心は幅広い。本書は、著者ローゼンバーグによれば「ヘンペルの『自然科学の哲学』を継承するに…