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幽遊白書の仙水忍が好き


世の中に善と悪があると信じていたんだ。戦争も良い国と悪い国が戦っていると思ってた。可愛いだろ?だが、違ってた。オレが護ろうとしてたものさえクズだった――――

現在ジャンプリミックス(廉価版コミック)で『幽遊白書』が刊行されていて、最新刊ではちょうど仙水編が終わったところ。小学生の頃リアルタイムで読んでたけど、今読み返すと新しい発見があって面白く読める。仙水忍は霊界探偵として元々人間を守る側だったが、ある探偵業の最中に人間の醜悪の極みの所業に遭遇し、人間不信に陥る。そのまま割り切ることも見ぬふりすることもできず、ただ絶望していく。苛酷な環境を闘っていくにはあまりに純粋で繊細すぎた悲しいヒーロー。戸愚呂弟にしろ、キメラアントの王にしろ富樫は本当にいい敵キャラを描くなあと思う。ちなみに作者が一番嫌いなキャラは雪村螢子(ヒロイン)なんだとか。なるほど、さもありなん。破綻がまったくなく普通に優等生で富樫の嫌いそうなタイプという感じだ(笑)。