2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

スティーヴン・クレスゲ編『ハイエク、ハイエクを語る』

これは経済学がどうこうというより20世紀初期ウィーンの状況とかに興味があって手に取った。 本人の手による自伝的ノートをベースに、トピックに関連するインタヴューが合間合間に挿入されるというちょっとユニークな構成。狭義の哲学者ならぬハイエクの視点…

『国際政治哲学』

これは良書ですねぃ。扱ってる範囲は広いし文献案内も充実してる。 17ページにわたる力のこもった「はじめに」を読むだけでも勉強になる。 その「はじめに」で「各章は内容的に独立しており、関心のある章から拾い読みしていくという読み方も可能」とあるの…