新自由主義関連のミニブックガイド

まだ全部読んでないのもありますが(←なんて奴だ!)。


別の目的で手にとって偶然知ったのですがイギリスの新自由主義についてのあれこれならこれが詳しい。

第三の道―効率と公正の新たな同盟

第三の道―効率と公正の新たな同盟


橋本努さんがハーヴェイと合わせて参看いただけると幸いである、と語る力作。ちなみに橋本さんはハーヴェイについて「あまりにもユートピア的で実効性に欠くが」といってますね。*1

帝国の条件 自由を育む秩序の原理

帝国の条件 自由を育む秩序の原理

スティグリッツはグローバリゼーション批判というよりIMF批判。しかしこの邦題はなあ。。原題は「グローバリゼーションとそれに対する不満」というもの。

世界を不幸にしたグローバリズムの正体

世界を不幸にしたグローバリズムの正体

新自由主義語らせると思想・読み物色が強くなるようなので(?)実践的な話も。

あとはご存知自由主義3大書を。気分だけの安易なネオリベ批判とかを吹っ飛ばす哲学書。ミルは19世紀の古典的自由主義って感じだけど重要。

自由論 (光文社古典新訳文庫)

自由論 (光文社古典新訳文庫)

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)

隷属への道 ハイエク全集 I-別巻 【新装版】

隷属への道 ハイエク全集 I-別巻 【新装版】