2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

門脇俊介『破壊と構築 [ハイデガー哲学の二つの位相]』

門脇俊介氏はハイデガー研究者であるが、本人も述べているように、ハイデガー哲学をアクチュアルなものとして分析哲学や認知科学との対話に多くの労力を費やしてきた異端のハイデガー哲学者である。その信念と研究活動はアメリカの哲学者ドレイファスやロー…

『成長なき時代の「国家」を構想する ―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン―』

予約していたのが届いたので。 中野さんは「思想色が強い(実践的な内容より今はそっちのほうが求められてるから)」と書いてましたがほどよく思想的・理論的、ほどよく実践的という感じでしょうか。統計データとかはあまり出てこないタイプです。ところでタ…