日本社会のオルタナティブ・ビジョン
おととい、首都大の学祭のイベントのこれ↓ちょっとみてきました。
「日本社会のオルタナティブ・ビジョン――共同体から幸福を問い直す」
以前谷口さんが告知していたナカニシヤから出る『成長なき時代の「国家」を構想する』(中野剛志さんと谷口功一さんが編者・著者として参加)の関連イベントということでもあるのかな。
成長なき時代の「国家」を構想する ―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン―
- 作者: 中野剛志,佐藤方宣,柴山桂太,施光恒,五野井郁夫,安高啓朗,松永和夫,松永明,久米功一,安藤馨,浦山聖子,大屋雄裕,谷口功一,河野有理,黒籔誠,山中優,萱野稔人
- 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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イベントの内容は、まあ、最近の宮台さんの議論が基調ですね。
「市場にも国家にも過剰に依存したらまずい」
「金のある場所へ仕事のある場所へ、ではなくこの地域で、とこだわる条件とは何かを考える」
「政治主導とは役人を遠ざけることではなく使いこなすこと」
谷口さんも「共同体・中間集団は取り扱い注意とは頭の隅に入れておいたほうがいい」としつつも大方は宮台さんに同調していたかとおもいます。
「T大法学部は非モテばかり」「頭がいいだけで共感性の低いやつはダメ」とか。
あと「自分は講義では問題発言が多い」と仰ってましたが
マジにエミネムばりにキレのあるリリックで、「小賢しい連中」をDISっておりましたよw輸入盤CDだったらEXPLICITマークついちゃう感じで。内容よりそっちのほうが面白かったですYO
谷口さんは他にも「日本の政治言語の貧困さを一掃して、洗練させよ」ということも仰っていたかと思います。
お三方ともトークが上手で最初から最後までなんか会場の笑いが絶えない感じでしたが学祭のイベントでもあるし、自分も面白かったし、よいイベントだったんじゃないかと思います(笑)