社会学を鳥瞰する―『本当にわかる社会学』
- 作者: 現代位相研究所編,堀内進之介,大河原麻衣,山本祥弘,塚越健司
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2010/04/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これいいですよー。ひっじょーにわかりやすく網羅的。
社会学といっても「社会学者の数だけ社会学がある」と一部で言われるほどいろいろあるんで、とりあえず扱ってる学者の名前を恣意的に何人か挙げてみますと
ヴェーバー、デュルケム、ジンメル、イリイチ、セン、リッツァ、ボードリヤール、ブルデュー、ヤング、フロム、カイヨワ、マンハイム、マクルーハン、ギデンズ、べック、バウマン、フーコー…こんな感じ。
社会学の入門書にうってつけだと思うのでこれ読んで興味のある学者がいたら本人の本にすすんでみる、という読み方はもちろんそれなりに社会学を知ってる人も復習用としていいのではないでしょうか。ちなみに筆者の一人にフーコー研究者であり「ドットレヴュー」の塚越健司さんがいます。フーコーを担当しておられてて、権力関係と支配関係のところは、特に念入りに書いたそうです(ツイッターでリプライを頂きました)。